設定方法 Android : Trojan-GFW

Trojan-GFWについて

Trojan-GFW は,shadowsocksに代わる方式として期待されている壁越えの方式です。Trojan-GFWは厳密にはVPN(仮想専用線)ではなく,Proxy(プロキシ:代理接続)の技術です。ブラウザによるネット閲覧には通常のVPNのように利用可能です。

使える用途
  • ブラウザによるネット閲覧
  • Youtube,FaceBook アプリ等のブラウザでも提供しているネットサービスアプリ
使えない用途
  • ゲーム
  • サーバーのリモートコントロール(エンジニアが扱うSSH,SFTP等)
  • その他,特殊な通信方式を採用するアプリ

※LINEにつきましては,チャットは可能であるものの,画像の送信はできないようです。

設定方法

1 セキュリティの設定を調整

現在Android ・Fire OS用の公式アプリはありません。また,開発中のアルファ版(無償)が入手できるのみです。

未実装の機能が多くて,かつ,バグもあります。しかしながら最低限の利用ができます。比較的頻繁にバージョンアップがありますので,安定してゆくと思われます。

ストアにはないアプリ,つまりいわゆる野良アプリをインストールするために,Android・Fire OS のセキュリティの設定を変更しておく必要があります。

Android・Fire OSのバージョンによって,設定方法が異なります。下記サイトをご参照のうえ,セキュリティの設定を変更して下さい。

・Android

[Android]Google Playにない「野良アプリ」をインストールするために「提供元不明のアプリ」を許可する

https://qiita.com/gumby/items/9e1431b73bdb6b0684d8

・Fire Tablet

FireタブレットでAPKのインストールを許可する方法

https://ygkb.jp/6403

 

2 アプリのダウンロードとインストール

下記からアプリをダンロードします。

⇒ Android:Trojan-GFW アプリ ダウンロード

通常,タップするとインストールが始まります。前記のセキュリティの設定が完了されていることが前提です。

インストールが完了しますと,木馬アイコンが表れます。

タップして,起動します。

3 QRコードを準備する

下記の方法で,ユーザーページにあるQRコードで,Trojan-GFWのサーバーを登録します。

ここではQRコードを他のPC,スマホ等に表示して,それをAndroidで読み込む方法を解説します。

手元に1台しかスマホ等がない場合,手動で設定する必要があります。

他の端末,PC,スマホ等でユーザーページ にログインして下さい,

ユーザーページ内,Trojan-GFW 接続情報 にあるQRコード画像,または 青文字リンクをクリックします。

サーバー一覧が表れます。いずれかの [QRコードを表示する] をクリックします。

他の端末にQRコードを表示したままにしておきます。

 

 

4 アプリにサーバーを登録

Igniterアプリのメイン画面,左上にある3点マークをタップします。

 

 

[Server List](サーバーリスト)をタップします。

 

次画面で,QRコードアイコンをタップします。

アプリ内でカメラへのアクセス許可が求められたら,承諾して下さい。

アプリ内のカメラで,2の手順で,他の端末に表示したQRコードを写すと,瞬間的にサーバー設定が完了します。

登録できたサーバー名をタップすると,メイン画面に移動します。

3つあるスライドボタンの内,下2つをオンにしておきます。

[SAVE](保存)ボタンをタップします。

 

 

5 サーバーに接続

上に図にある[スタート]ボタンをタップします。

ボタンが [STOP] に変われば,接続完了です。接続を切るには[STOP]ボタンをタップします。

少々難い表記です。ストップの状態でスタートしています。この場合,STOPは「(動いているので)止める」という意味です。

6 接続元のIPアドレスの確認

この状態で,ブラウザを開いて正常に動作しているかを確認します。

下記リンクをクリックしてください。

地域判定サイト

https://iplocation.com/

このように外国にいながら,JAPAN と判定されていれば Trojan-GFWが機能しています。

 

7 動作モードについて

上の[Bypass China with Clash] は意訳すれば「中国のサイトを見るときは使用しない」という意味です。中国国内のサイト閲覧については,Trojan-GFWをバイパスして,直接アクセスします。その方が早く閲覧できるからです。

中国国内から利用するばあい,上の図のとおり オン が推奨設定です。

このボタンをオフにすると,すべてのサイト閲覧にTrojan-GFWを使います。中国以外の国でTrojan-GFWを使う場合にはオフにする必要があります。

8 いくつかの不具  合

本Android用アプリは,開発途上のためまだバグがあります。当社で判明しているバグは下記のとおりです。

 

サーバー設定を複数保存しても,サーバーリストが空になる。

一つのサーバーのみを登録する場合,メイン画面に設定が保存されているので,利用は可能。

端末を再起動すると,サーバーリストが表れる。

設定変更後,START ボタンをタップしても,スタートしない。

端末の再起動が必要

TestConnection(接続試験)の結果が,必ずエラーになる

ブラウザで閲覧して試す以外にテスト方法がない。

補足:手動で設定する方法

QRコードを表示しておく他の端末がない場合,下記の方法で手動設定できます。

(1) サーバー名を確認

ユーザーページの下記部分にTrojan-GFW専用サーバー名があります。

(2) 専用パスワードを確認する

同じくユーザーページの下記部分に専用パスワードがあります。

(3) アプリに登録する

アプリのメイン画面です。

先に確認した サーバー名 と 専用パスワード を転記します。

[Remort Port] の部分には半角で 443 と入力します。これ以外の数字では動作不可能です。

[Trojan URL] の部分は無視します。アプリが自動的に設定します。

(4) スライドボタンの確認と保存

3つのスライドボタンの位置を上図のとおりに設定します。

最後に [SAVE](保存) をタップします。

接続方法はこのページの 5 項 を参照して下さい。

 

以上